沖縄の方言で「やちむん」とは焼物のこと
国際通り近く。
平和通り商店街よりひめゆり通り(国道330号線)方面に進む道がこちら。
壺屋という地名からも判るように、ここは約300年前、当時の琉球王府が那覇界隈に散らばった陶工を集めて作られた陶器の街です。
第二次世界大戦後、市内全域を米軍に接収されていた那覇の街に、復興の為の資材を作るという目的から、真っ先に接収を解かれた所でもあり、戦後沖縄の
復興の中心でもあったとの事。
生産品は時代背景で変化を表し、琉球王府時代は、王府で使用する陶器や骨壺、泡盛の瓶、日常品。
戦争中は陶製の兵器、戦後は復興の資材である瓦や日常品。
世の中に余裕が出てくると、シーサーや土産物と、様々だが、一貫して陶器の街であり続けている。
やちむん通りは歴史ある通りだ。
壺屋やちむん通り
沖縄県那覇市壺屋
那覇空港から車で約20分。国際通りむつみ橋より徒歩約10分。
※壺屋やちむん通りは一方通行です。