ホーム 観光・アクティビティ 500年の歴史は今も変わらず受け継がれる。国の重要無形民俗文化財に指定された伝統行事。

500年の歴史は今も変わらず受け継がれる。国の重要無形民俗文化財に指定された伝統行事。

大宜味村の伝統行事

旧盆明けの初亥の日に行われるウンガミ(海神祭り)は五穀豊穣、無病息災を祈願する祭りで、田港・屋古・白浜・押川・江洲の湾内7部落が共同にて行います。

ウンガミ前夜に神人が、神様が降りて来る神聖な場でウンケー(お出迎え)を行います。

ウンガミ当日は川で身を清め部落の安全を願い祭りの始まりを告げた後、参拝者と共に来訪を喜び分ち合い神酒や餅を配ります。

「ヨンコイ、ヨンコイ」と唱えながら大弓を掲げ時計回りに回る儀式はとても歴史を感じさせ、亥の日(イノシシの日※亥は猪)に行われる事から、弓矢で猪を狩る様子を表現しているとの説もあります。

祭りの一番の見所はウガンバーリー(船漕ぎ競争)。

各部落がチームに分かれ懸命にゴールを目指します。

この行事を、地域の人たちが敬虔な気持ちで受け継いだ事が認められ、1997年に国の重要無形民族文化財に指定されました。

塩屋湾のウンガミ

大宜味村大兼久157

大宜味村企画観光課
0980-44-3007
問/9:00〜17:00